【子宮頸がん】子供の予防接種を公費で:日本医師会が署名活動

子宮頸がんや細菌性髄膜炎、肺炎球菌など、重症化すると生命に危険を及ぼしたり、重い障害が残る恐れのある病気を予防するため、公費で受けられる子供の予防接種の種類を増やそうという署名活動が、日本医師会日本ワクチン学会などの関連学会でつくる協議会が全国でスタートしました。

子供の予防接種は、結核やはしかをはじめとする8つの病気に対するワクチン(5種類)は公費での接種が受けられますが、今回のキャンペーンはこれらに加えて、子宮頸がん、B型肝炎、おたふくかぜなど6種類のワクチンを新たに追加しようというものが目的です。

なかでも注目されているのが、子宮頸がんの予防ワクチンとして2009年に日本で承認された「サーバリックス」です。子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染から長期にわたり体を守ることを可能にしたワクチンですが、すでに感染したHPVを排除したり、がんを治す効果はないため、性交未経験の10代前半の女子に優先的に接種することが推奨されてきました。

子宮頸がんは予防が望める唯一のがんですが、日本のワクチン政策は世界的に見ても遅れをとっており、今回の活動が実を結ぶかどうかに注目したいところです。日本医師会では10月末までに全国の医療機関や保育所などを中心に200万人分の署名を集めて、国に提出する方針です。

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