抗がん剤の体内での動きを画像化、効果を確認しながら治療

通常の薬は投与されてから成分が全身に拡散するため効率が悪く、効き目の強い薬の場合はその分、副作用のリスクも高くなってしまいます。一般的なイメージと異なり、直接患部に薬を到達させることが可能なのは、皮膚病で薬をその場所に塗ったり、貼ったりするときだけなのです。

そこで近年は、がんなどの病気を対象に、治療が必要な患部だけに薬を運ぶ「ドラッグデリバリー」という手法の研究が進んでいます。しかし、薬物が実際に体内でどのように分布し、どの程度の量が患部に届いているかを確認することが困難という問題がありました。

そんななか、東京大学滋賀医科大学などの研究チームは、投与した抗がん剤の体内での動きを画像化し、がん細胞にだけ集積させる新しい手法の開発に成功しました。これにより、抗がん剤の副作用を正確に予測し、リアルタイムで治療の効果を確認しながら化学療法が行えるしています。研究成果はアメリカの医学誌「キャンサー・リサーチ」に掲載される予定です。

今回、研究チームは増殖中のがん細胞の周りには、微小な穴があいた血管が多く存在していることに注目し、その穴からだけ漏れ出すように、抗がん剤とMRIの造影剤を封入した高分子の微粒子を作りました。人間のがん細胞をマウスの内臓に移植してこの微粒子を投与したところ、腫瘍の部分のみに微粒子が集まっていることが確認されました。

症状が現われない微小な脳梗塞も早期に発見できる東京都の脳ドック、CTやMRI検査を受けられる病院を掲載しています。高血圧や糖尿病など危険因子がある40歳代の方にお勧めします。

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