富山大学附属病院が「がん治療数」を過大掲載

朝日新聞社が発行している全国の医療機関のがんの手術数を記載した本のアンケートに、富山大学附属病院が治療数を実際より100例以上多く答えていたことがわかった。
今年2月に全国で20万部発行された週刊朝日の「手術数でわかる いい病院2007」は全国2000の医療機関の一昨年1年間のがんの手術件数などをアンケート調査でまとめている。

この中で、富山大学付属病院の内視鏡治療数は胃がんが185例で全国8番目、大腸がんが105例で全国15番目と記されていたが、実際は胃がんが68例、大腸がんが18例でいずれもランキング外だった。

この誤ったデータは発売後に週刊朝日誌上で訂正されましたが富山大学付属病院の小林院長は「アンケートの設問が不明確で答え方に困惑した」と話している。

一方、週刊朝日の編集部は「そうい説明はきいていない。本の信憑性にかかわる問題だけに富山大学には気をつけてほしいと要望した」と話している。

手術数でわかる いい病院2007
病院情報を提供するガイド本は数多くありますが、本誌の最大の特徴は「手術数」という客観情報を基準に、ランキング形式で病院選びの目安を提供することにあります。
手術数が多い病院は、執刀医の技量が高まることはもちろんのこと、助手、麻酔科医、看護師、工学技師らといった手術室の専門スタッフの経験が治療成績にいい影響を与えると考えられます。術前・術後の管 理などにおいても経験が豊富なほうが「質」の高さが見込めるはずです。
また、多くの患者が集まるということは、患者を紹介する病院や地域の評判も高いといえそうです。

社会には多くの医療情報が存在しますが、主観的な要素を排して全国の病院をひとつの基準で公平に評価するには、現在のところ「手術数」以外に客観的な資料はないと考えています。
2007年版においても、難解と思われがちな医療情報を、シンプルで正確なデータと、わかりやすい誌面で提供しています。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。