メタボ改善減量プログラム「はらすまダイエット」を開発:日立

日立製作所は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の着実な改善を促す独自の減量プログラムと、同プログラムの実施を遠隔指導管理する専用のIT(情報技術)システムを開発したと発表した。
グループ社員の健康保険管理に採用するとともに、2008年度をめどに事業化する。

政府の医療制度改革にともない保険事業者には、08年4月から予防医療に向けた「特定健康診査・特定保険指導」が義務付けられる。高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす要因とされるメタボ対策は、保険指導の中核となる見通しで、これに対応した。

減量プログラム「はらすまダイエット」は、産業医科大学公衆衛生学研究室、損保ジャパン総合研究所と共同開発した。保健師の指導を受けながら90日間で5%の減量を目指す仕組みで、目標体重に向け日々必要な生活習慣の改善を、わかりやすい100キロカロリー単位ごとの対策項目から自主的に選択する。

一方、同プログラム向けのITシステムは、パソコンや携帯電話のネット機能に対応し、被保険者の入力情報から減量に向けた改善カロリー数値や対策項目を提示し、日々の体重変化や対策の履行状況を管理する。

また、多数の被保険者の減量実施状況を保健師が効率的に管理できるよう、指導支援の優先度の高い順番に自動的に管理情報を表示する仕組みや、指導送信メールのひな型の自動生成を可能にした。

「特定健康診査・特定保険指導」の義務づけにともない、旭化成が支援事業に参入することを表明している。今後、異業種からの支援事業への参入が続きそうだ。(FujiSankei Business i)

メタボリック症候群とは?
生活習慣病の代表格に肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症がある。これらの疾患は肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であるとされ、内臓脂肪によりさまざまな病気が引きおこされる状態をメタボリックシンドロームという。

高血圧、高脂血症、糖尿病などひとつひとつの症状は軽くても、複合すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが急激に増大することから注目されている。
診断基準の必須項目としてウエスト径があり、男性85センチ以上、女性90センチ以上がメタボリックシンドローム診断のカギとなる。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。