統合失調症治療薬「エビリファイ12mg錠」を発売:大塚製薬

大塚製薬(東京都)は27日、非定型抗精神病薬「エビリファイ」(一般名アリピプラゾール)の12r錠を発売する。この結果、エビリファイは3r錠、6r錠、散在1%の4種類になり、患者の服薬アドヒアランス(患者が治療方針の決定に参加し積極的に治療しようという能動的な姿勢)の向上につながるという。
また国内での発売開始から1年経過する7月1日からは1回14日分を超える長期処方も可能になる。

エビリファイは、大塚製薬が1988年に開発。02年11月、世界で初めて米国で販売承認を取得。現在、国内を含め45カ国・地域で販売されている。06年の全世界での売上高は2200億円超で同社の全売上高の約40%を占める主力製品に成長している。

統合失調症は、脳内の神経伝達物質の一つドパミンの異常によって起こると考えられている。
エビリファィは、脳内でドパミンが大量に放出されている時は抑制的に働き、少量しか放出されていない時には刺激する方向で作用する。眠気や体重増加がきたしにくいとされており、長期の継続服用が可能という。(くまにち)

総合失調症について
統合失調症は一度再発すると再発準備性を獲得してしまい、簡単に再発するようになってしまいます。再発を繰り返しつつ、次第に能力障害(生活障害)が増加しますが、70〜80%の人は中等度よりも軽い障害を残しておちつきます。
発病から20〜30年たつと、40〜50%の人は社会的に自立した生活を送れるようになります。
残りのうち、10〜20%の人は、半自立的生活あるいは家庭内滞留生活を送ります。また不適応および入院は25%、死亡は15%くらいです。

再発を防ぎつつ、能力障害(生活障害)を克服するトレーニングを行なうことで転帰は改善します。
最終的に服薬・通院をしなくてもよくなる人は、全体の20%です。そのほかの多くの人は治療の長期継続が必要となります。

また、統合失調症患者さんの自殺は、一般の人に比べて10〜30倍と高いのです。
自殺する人は比較的社会生活能力のある人に多いため、自殺を防げるともっと全体の転帰は改善するはずだと考えられています。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。