糖尿病治療薬「ビルダグリプチン」:有意に血糖値を低下

1日1回、経口服用するU型糖尿病治療薬ビルダグリプチンの新しい臨床試験のデータが、米国糖尿病学会の年次総会で発表された。
それによると、ビルダグリプチンを別の糖尿病治療薬スルホニル尿素(SU)類で最も強力な血糖降下剤のグリメピリドに追加すると、グリメピリド単独投与に比較してHbA1Cがさらに平均で0.6%も有意に低下した。

一方、体重増加、低血糖症といった他の2型糖尿病治療薬でみられる副作用は認められなかった。ビルダグリプチン単独療法での臨床試験では、浮腫を含む全般的な副作用は偽薬と同等だった。

ビルダグリプチンは、スイス・ノバルティス社が開発したDPP−4阻害剤と呼ばれる新しいタイプの糖尿病治療薬。高血糖を引き起こす一因になる膵島(ランゲルハンス島)機能不全をターゲットにする。臨床試験でビルダグリプチンは服用開始2年後も継続して有意に血糖値を低下させることが立証されたという。

世界では現在、ブラジルとメキシコで承認。米国では承認審査中、EUでは07年末までに承認の見込みという。(くまにち)

糖尿病について
血液中には、エネルギーの元になる糖分(血糖)が含まれていますが、この血糖を調節するインスリンというホルモンが不足したり、作用が弱かったりして、血糖値が異常に上昇する病気が糖尿病です。

軽いうちは自覚症状はありませんが、進行すると全身がだるく、口の中が乾いて大量に水を飲むようになり、尿の回数が増えてきます。体重の減少が伴ってくると、かなりの重症で入院が必要となります。

糖尿病かどうか歯、血糖検査により判定されます。早朝空腹時血糖が126mg/dl以上、食後随時血糖が200mg/dl以上ならば糖尿病です。
さらに、精密検査としてブドウ糖負荷試験を行なって進行度を判定します。
なお、糖尿病に歯、1型糖尿病(インスリン依存型)と2型糖尿病(インスリン非依存型)があり、日本人は2型が圧倒的に多くみられます。

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