受精卵診断:学会承認後、初めての妊娠・出産へ

流産を繰り返す「習慣流産」の患者に受精卵診断(着床前診断)を実施した北九州市のセントマザー産婦人科医院で、2組の夫婦が妊娠、年内に出産予定であることが12日、分かった。30日に仙台市で始まる日本受精着床学会で発表される。

受精卵診断は体外受精卵を検査し、異常のないものだけを母体に戻す。
日本産科婦人科学会は重度の筋ジストロフィーを防ぐ目的に限り認めてきたが、昨年4月に一部の習慣流産にも拡大を決定。その後、同医院などの申請を承認した。承認後の妊娠は初めてとみられ、11月から12月に出産予定という。

同医院によると、妊娠したのは東京都の30歳の女性(夫29歳)と、福岡県の32歳の女性(夫30歳)。ともに夫婦のどちらかに染色体の異常があり、これまで各3回の流産を経験していた。胎児の染色体は正常で発育も順調という。(shikoku.news)

受精卵診断(着床前診断)とは?
体外受精サイクルにおいて、受精卵が分割を始めた後、そのうち1個ないし2個の細胞を取り除き、染色体および、ある一定の遺伝病の有無を検査してから、問題のないとされる受精卵を、女性の子宮に胚移植すること。受精卵の性別を判定することもでき、生まれてくる子どもの性別を選択することも可能です。

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