メタボリック症候群:カロリーなどの栄養表示を新単位で統一

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)改善のため、栄養表示を分かりやすくしようと、産学官でつくる「食品機能表示研究会」が発足した。年内にも指針案を作成し、産業界と協力して試作品を出す。

厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、中高年男性の半数がメタボリック症候群の該当者か予備群とされる。現行の表示では1食当たりのカロリーや栄養素の含有量が分かりにくい。

国立健康・栄養研究所の渡辺昌理事長(栄養学)らが「肥満克服には適正なエネルギーの摂取が必須。その実現には簡便で統一された表示が重要だ」として、研究会設立を提案。食品メーカーや流通業者などから約120社の担当者も参加した。

構想によると食品ごとに炭水化物など3大栄養素やカロリーが一目で分かるシールを張る。計算しやすいよう80キロカロリーを1単位に換算するという。(毎日新聞)

メタボリックシンドローム
生活習慣病の代表格に肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症があります。これらの疾患は肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であるとされ、内臓脂肪によりさまざまな病気が引きおこされる状態をメタボリックシンドロームといいます。

高血圧、高脂血症、糖尿病などひとつひとつの症状は軽くても、複合すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが急激に増大することから注目されています。
診断基準の必須項目としてウエスト径があり、男性85センチ以上、女性90センチ以上がメタボリック症候群を診断する際のポイントとなります。