遺伝子異常と男性不妊の関連を臨床研究へ

ある種の遺伝子異常が男性不妊と関連しているのかどうかを調べる臨床研究に、東北大とセント・ルカ産婦人科(大分市)のチームが近く本格的に乗り出すことが明らかになった。

不妊治療で体外受精をする際、運動能力が高い精子を選んで卵子と受精させるが、妊娠に至らないケースも多く、未知の原因が疑われている。遺伝子異常との関連が解明されれば、将来、診断や治療に生かせる可能性もあるという。

計画によるとチームは、不妊治療を受ける男性患者約100人から精子を提供してもらい、遺伝子に異常がないかを調べる。

中でもチームが注目するのは、父、母からそれぞれ受け継いだ計2つの遺伝子のうち、一方だけが働くように調節された「刷り込み遺伝子」と呼ばれる遺伝子の異常。

海外で近年、体外受精や顕微授精などによって生まれた子どもでは、刷り込み遺伝子の異常で起こる奇形や病気の割合が多いと報告されているためだ。(東京新聞)

男性不妊について
WHO(世界保健機構)のデータによると、不妊症の約半数は男性に原因があると考えられています。なかでも精子に異常がみられる造精機能障害は、女性の排卵生涯、卵管障害と同様に、不妊症の大きな原因となっています。

そのほか男性不妊の原因には、勃起不全や膣内に射精ができない性交障害、精子が卵管を通過できない精路通過障害、白血球が増えて受精を妨げる膿精液症があります。

精子の異常は自分自身ではわからないことですから、男性も検査を受けることが大切です。ひとりめはもちろん、ふたりめ不妊の場合も男性側に原因が見つかることがあります。必ず夫婦ともに検査を受けましょう。

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