乳がん検査用のMRIを全国のがん拠点病院に整備へ

厚生労働省は、乳がんの精密検査ができる病院を増やすため、全国に約290カ所あるがん診療の拠点病院の大半に、MRI(磁気共鳴画像装置)による乳がん検査用の装置を、来年度から2年かけて整備することを決めた。

来年度予算の概算要求に、約140施設分として、約11億円を盛り込んだ。
装置は、通常のMRIに、乳房検査専用の部品を装着させたもの。拠点病院には、この専用部品を購入する費用の2分の1を補助する計画。

MRIは磁気を利用して体内の様子を画像化する。今回の装置を使えば乳房のさまざまな断面を撮影することができるため、乳がんの広がり具合を正確に調べ、治療法を決めるのに役立つという。

厚労省によると、国内では年間約3万5000人の女性が乳がんと診断されており、女性のがんの上位を占める。年齢的には40−50代に特に多く、患者は増え続けている。(中日新聞)

乳がんについて
乳汁を分泌して乳首へ送る乳腺組織に発生するがんです。治療効果は悪くないものの、毎年発症者が増えていいるので、それにともなって死亡者数も増えています。

また、がんが発生する部位は乳首より外側上の脇のあたりが最も多く、全体の約半分を占めます。脇の下のリンパ節に転移しやすく、脊椎や骨盤などの骨や肺、脳へ転移することもあります。

乳がんの症状としては、叱りができることで発見されるケースがほとんどです。
しこりは一般的には痛まないことが多いので、大きくなってから気付くこともよくあります。
しこり以外の症状では、さまざまな乳房の変化がみられます。乳頭や乳輪がただれたり、かさぶたができたり、分泌物が出たり、乳頭ががんのある方向を向いたりします。