幹線道路に近く自動車の排ガスによる大気汚染が激しい地域に暮らすことで、呼吸器疾患のリスクがどのぐらい高まるかを調べるため、環境省は今冬から二十数万人の成人を対象に大規模な疫学調査をする。同省によると、これほどの規模の調査は世界的にも例がないという。
同省が11日発表した計画によると、関東、中京、関西の6都府県の9市区で、交通量の多い国道や高速道路など沿いに住む40〜74歳の二十数万人を対象に、10年度まで続ける。
質問票で健康状態などを調べ、排ガスの指標となる、すす成分の元素状炭素(EC)や窒素酸化物(NOX)などにどれだけさらされているかを算出し、ぜんそく症状との関連を評価する。
一部の人については慢性閉塞性肺疾患(COPD)との関係も調べる。(asahi.com)
ぜんそくについて
呼吸困難に陥り、息づかいも荒く、呼吸のたびにゼーゼーと音を立てる発作を起こす病気です。咳と痰も出ます。発作は何時間か経つと自然におさまります。
発作中はとても苦しいのですが、いったん発作がおさまると、健康な人と見分けがつかないほど元気です。こういった状態を何年にもわたって繰り返します。
ぜんそく発作はアレルゲン(ちりやほこり、ダニなど原因となる物質)の吸入とは別に風邪をひくこと、天候(とくに寒冷)の影響、過労、運動、薬の服用、精神的ストレスなども誘因となります。
