小林製薬は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に関心の高い男性向けに、内容量を倍増させた肥満改善薬「ナイシトール85大容量」を発売した。昨年3月に発売した従来品の初年度売上高が当初予想の約8倍の35億円と好調で、リピーターが約7割に達したことが分かったため、大容量タイプを投入することにした。
従来品は180錠で希望小売価格が2940円だったのに対し、大容量タイプは360錠で5460円。1日量(12錠)で換算すると約13円割安になる。
同社は、2006年度に108億円だった肥満対策薬の国内市場が、今年度は180億円に拡大すると予想。ナイシトール85の売上高は40億円超を目指す。
ナイシトール85の中身は防風通聖散。厚生労働省が認めた効能・効果の一部を使った「おなかの脂肪が多い方に」というキャッチコピーをパッケージに大きく打ち出している。
メタボリックシンドロームへの関心が全国的に高まったこともあり、昨年度は生産が追いつかないこともあった。(FujiSankei Businessi)
メタボリック・シンドロームについて
生活習慣病のなかの、内臓脂肪蓄積型肥満、脂質代謝異常、高血圧、糖代謝異常の4つは、とくに「メタボリックシンドローム」と呼ばれ、これらの要素が複数合併すると、それぞれが軽症でも動脈硬化が加速され、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まってきます。
メタボリックシンドロームを改善するためには、高エネルギー、高脂肪の食事を控え、運動に努めて、へそ周りのウエスト周囲径、つまり内臓脂肪を減らすことが大切です。
