メノポーズ世代の更年期障害治療薬「ル・エストロジェル」が発売

バイエル薬品は、メノポーズ世代と呼ばれる閉経10年前後の中年女性に特有の更年期障害を改善する医療用医薬品「ル・エストロジェル」を発売した。国内初のエストラジオール外用ゲル剤。1日1回腕に塗って体内に女性ホルモンを補給し、更年期障害を改善するという。

「ル・エストロジェル」の有効成分は天然型のエストロゲンで生体内で活性が高いとされる。資生堂が開発し、2006年に厚労省の製造販売承認を取得。バイエル薬品は同社と共同事業契約を結び、国内では独占販売する。

日本では約2000万人のメノポーズ世代の女性がおり、その多くはエストロゲンの欠乏によるほてりやのぼせなどの血管運動神経症状に苦しんでいるという。

30gと80gの2タイプがあり、どちらも皮膚刺激の少ないジェル剤。プッシュ式のボトルに入っており、一定量が簡単に取り出せる。医師の処方が必要だが、薬価収載されていないため、公定価格がなく自由価格での販売になる。(くまにち)

更年期障害について
女性は、40歳半ばくらいから、さまざまな体の変化を感じるようになります。
おもに月経が不規則になる、顔や体がほてる、腰や手足は冷える、イライラしたり気分が落ち込む、また、眠れない、頭痛がするなどです。

こうした体の変調で「更年期」の始まりを自覚することになります。
更年期とは、医学的には、閉経前後の計10年くらいをいい、閉経とは、女性ホルモン(エストロゲン)をつくっていた卵巣が衰え、その働きを止めた状態です。

エストロゲンが減ることにより、さまざまな影響、つまり更年期の症状が出てくるわけです。日常生活にも影響するようなひどい症状が出る場合、それを更年期障害といいます。