万有製薬は乳幼児用の気管支ぜんそく治療薬「シングレア細粒」(一般名モンテルカストナトリウム)を発売した。苦味がなく、口の中ですぐに溶け、水なしで直接のませられることから乳幼児に服用させやすい新剤形となっている。
また、スプーン1杯程度のヨーグルトやゼリー、アイスクリームなどに混ぜてのませることもできる。対象年齢は1歳以上〜6歳未満。
シングレアは、ロイコトリエン受容体拮抗薬と呼ばれ、気管支気道の炎症を抑える。日ごろから気道の炎症やアレルギー反応を抑制し、発作を予防する長期管理薬として国内外のぜん息管理ガイドラインで推奨されている。
国内の臨床試験では、1日1回服用で小発作(軽い喘鳴があり軽い陥没呼吸を伴う)の回数は治療前の7.89回が、2週目4.56回、8週目2.66回に減った。
気管支喘息について
一般に「喘息」と呼ばれているものです。典型的な症状は、発作性の咳と、呼吸にともなうゼーゼー、ヒューユーという喘鳴、息が苦しくなる呼吸困難の3つがあげられます。
これらの症状が悪化と軽快を繰り返すのが特徴です。咳発作は、日中に比べ、夜間から早朝に起こることが多く、ひどいときは呼吸困難から生命の危機に陥ることもあります。
気管支喘息を根本的に治す方法はなく、長期的に病気と付き合っていかなければなりません。できるだけ発作を起こさないように、予防と自己管理に務めることが大切です。
発作を繰り返す人は、慢性的な気道の炎症がみられます。この炎症を抑えるためには、長期的に吸入ステロイド薬を常用すると効果があり、発作の予防につながります。
発作に対しては、気管支拡張薬が有効です。発作が激しく、呼吸困難で苦しんでいるときは、医療機関での速やかな治療が必要です。
