独シーメンスグループのシーメンスメディカルソリューションズ・ダイアグノスティックス(品川)は、糖尿病の小型検査装置「DCAバンテージ」を診療所向けに発売すると発表した。
糖尿病の診断に使うヘモグロビンの血中含有量を、業界最少の1マイクロリットルの血液で調べられる。
他社の小型検査装置では測定できない尿中の「アルブミン」「クレアチニン」と呼ぶ物質も測定できる。微量のアルブミンとクレアチニンを測定すれば糖尿病性腎症の早期発見につながる。
尿の必要量は40マイクロリットルで、7分で測定する。今後1年で1000台の販売を目指す。(NIKKEI NET)
糖尿病性腎症とは?
糖尿病にともなって起こる重大な合併症の一つです。糖尿病を十分に治療しないで10〜15年たつと発病し、腎機能が障害されてきます。高血糖が原因です。
尿を作るために血液をろ過する糸球体が、血液中の過剰な糖を濾過するのに負担がかかり障害を受けたものです。特に女性の場合、過食による肥満から糖尿病になり、そして糖尿病性腎症へというケースが増えいています。
症状としては、糖尿病が一定期間以上改善されないと、尿中にタンパクが排出されるようになり、それがだんだん増えてきます。進行すると、尿乏、貧血、高脂血症、高カリウム血症など尿毒症の症状が現れ、食欲不振や全身倦怠感なども出てきます。
