メラノーマ(悪性黒色腫)の新しい温熱療法:信州大学

信州大学医学部は、皮膚がんの一種メラノーマ(悪性黒色腫)の治療について、他大学と共同研究を進める新しい温熱療法を発表した。がんに抗体付きの酸化鉄微粒子を注入して磁場装置で加温し、病巣のみを消滅させる方法で、世界初の試みという。
30日から臨床試験を実施する予定で、効果が立証されれば他種のがん治療への応用も期待できる、としている。

温熱療法には、中部大学の研究グループが考案した「抗体付きマグネトリポソーム」を使用。酸化鉄微粒子を脂肪膜で包み抗体を結合させた素材で、体外から高周波の磁場を照射して43―46度の温熱刺激を与える。発熱作用のある鉄素材を病巣に集積させて加温調整することで、周囲の正常組織を傷つけずに治療できるのが特長だ。

臨床試験では、65歳の男性患者に3日間、46度で30分間ずつの温熱療法を施し、がん病巣の変化を調べる。今後2年間に計6例の臨床試験を実施し、体内の別の転移部にも免疫機能の向上が見られるかどうかなどを検証していく。

基礎実験では、マウスに移植した人間のメラノーマ細胞が完全に消滅。1回目の磁場照射で病巣がかさぶた状になり、3回目には平たん化した。免疫反応の誘導も確認している。(長野日報)

メラノーマ(悪性黒色腫)
全身に発生し、進行が早く転移しやすい悪性度の高いがんで近年、日本人にも増えてきました。日光に長時間当たる顔や首に多発し、外傷、靴擦れ、凍傷、やけどの跡が誘引となります。

黒あるいはまだらな黒褐色の斑か結節で、大きさ、形は様々です。2〜3ヶ月で急に大きくなり、赤くただれて出血するのが発見のサインです。
突然、手のひらや足の裏に黒色斑が出て、急に大きくなったり、今まであった小さな黒色斑が7mm異常になった場合は、皮膚科を受診しましょう。

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