医学生物学研究所は、抗体の量をもとにがんを検査する診断薬の保険適用が承認されたと発表した。従来の診断薬では発見が難しかった早期の大腸がん、食道がん、乳がんなども発見しやすいという。2009年3月期は1億5000万円、11年3月期は5億5000万円の売り上げを目指す。
11月1日から保険適用となる診断薬「MESACUP anti-p53 テスト」は、07年5月に製造販売承認を受けた。体内にあるがん細胞の働きを抑える「p53」と呼ぶ遺伝子が変形して正しく働かなくなると、血液中で分解されずに抗体ができる。この抗体の量を測って診断する仕組みだ。 (NIKEEI NET)
大腸がん
肺がんと並んで、増加傾向の著しいがんで、毎年約6万人が罹患しています。
大腸がん特有の症状はありませんが、血便や残便感、腹痛、便が細くなる(便柱細少)、下痢と便秘の繰り返しなど排便に関する症状がよくみられます。これらの症状はS状結腸にがんができた場合にみられやすく、なかでも血便の頻度が高くなっています。
