C型肝炎治療の効果:事前のウイルス遺伝子解析で判定

C型肝炎ウイルスの遺伝子に特定の変異がある場合、標準的な治療法が効きにくいことが、虎の門病院の芥田憲夫医師、熊田博光分院長らの研究で分かった。
事前に遺伝子を調べることで、無用な治療による高額な医療費や副作用の問題を避けることができる。肝臓病学の国際専門誌に発表した。

C型肝炎ウイルスは遺伝子の型によって分類され、日本人の約7割を占める「1b型」はインターフェロンが効きにくいことが知られている。

芥田医師らは、1b型の中でも遺伝子の違いが治療効果に関与している可能性があると考え、現在の標準的な治療法である新しいタイプのインターフェロンと抗ウイルス剤リバビリンの併用療法を受けた患者約300人のウイルスの遺伝子を解析した。
その結果、遺伝子の特定の2カ所に変異がある場合には効果がないことが分かった。こうした患者は、全体の約15%を占めるという。(jiji.com)

C型肝炎について
C型肝炎は、感染した人の約3/4がキャリア(肝炎を発症しないでウイルスが持続的に存在している状態)になり、そのまた3/4の人がウイルスを退治しきれずにC型慢性肝炎になります。

慢性肝炎では症状がみられないことが多く、肝炎が悪化したときに、だるさ、食欲不振、軽い黄疸などがみられ、その状態を繰り返します。慢性肝炎の中の約半数が肝硬変へと進み、その一部に肝臓がんが発生します。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。