NTTドコモは、特定健診(メタボリック・シンドローム健診)の保険指導ビジネスにおいて、オーダーメイド創薬と協業すると発表した。2008年4月より、メタボリック・シンドローム健診が開始される。今回の協業は40〜74歳の健診対象者に、携帯電話を使って保健指導や健康に関するコンテンツを提供するためのもの。
ドコモによれば、検診の対象者は約5,700万人おり、このため医療機関が食生活に関するアンケートを実施して保健指導を行なうことが事実上、困難な状況にあるという。
ドコモとオーダーメイド創薬では、保険組合が指定する機関や病院に対して、携帯電話で保険指導が行なえる仕組みをシステムを提供する。健診にかかる費用は保険が適用されるため、各ユーザーが加入している保険組合が費用を負担するとみられる。
ドコモはシステムの構築や運用、ユーザーの管理などを担当し、オーダーメイド創薬が実際の保険指導のノウハウを提供する。Webベースのソリューションとなるため、ドコモユーザーだけでなく、そのほかの携帯ユーザーも利用できる見込み。サービスは、メタボリック・シンドローム健診が開始される2008年4月を予定している。(ケータイwatch)
メタボリック・シンドロームとは?
生活習慣病のなかの、内臓脂肪蓄積型肥満、脂質代謝異常、高血圧、糖代謝異常の4つは、とくに「メタボリックシンドローム」と呼ばれ、これらの要素が複数合併すると、それぞれが軽症でも動脈硬化が加速され、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まってきます。
メタボリックシンドロームの診断基準は、ウエスト周囲径が男性85cm以上/女性90cm以上で、かつ下記のA・B・Cのうちの2項目を満たすときです。
- A.脂質異常…中性脂肪150mg/dl以上あるいはHDLコレステロール40mg/dl未満
- B.血圧異常…最高血圧130mmHg以上あるいは最低血圧85mmHg以上
- C.糖代謝異常…空腹時血糖110mg/dl以上
