がん予防に野菜だけでは不十分:世界がん研究基金

がん予防のためには、野菜を食べるだけでは安心できない―。世界がん研究基金(本部・ロンドン)が公表した報告書で、こんな評価が出た。
10年前にまとめた最初の報告書では、野菜の摂取は肺など5種のがんについて「確実にリスクを下げる」と5段階で最も高く評価されたが、今回は急落。胃などについて、「恐らく確実にリスクを下げる」とされるにとどまった。代わって浮上したのは「適正体重の維持」だった。

10年で最も大きく変わったのが野菜への評価。初版で野菜が「リスクを確実に下げる」とされたがんは、口腔、食道、肺、胃、大腸。「恐らく確実に下げる」が喉頭、膵臓、乳房、膀胱(ぼうこう)。多くのがんの予防につながるとされた。
それが今回、「確実に下げる」はゼロ。「恐らく確実」も口腔・咽頭・喉頭、食道、胃の各がんにとどまった。

代わりに危険因子として浮かび上がったのが「肥満」(日本では体格指数=BMIが25以上)で、食道、膵臓、大腸、乳房、子宮体部、腎臓の各がんで「リスクを確実に上げる」とされた。
ただ、一般的には野菜を多く食べ、運動することで「肥満」を防げるとされる。(asahi.com)

BMI(体格指数)について
BMIという指数を計算すると、自分が太っているか、太っているとすれば肥満度はどれくらいなのかを知ることができます。BMIは次のような計算式で求めることができます。

BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗

その結果18.5以上25未満であれば普通体重の範囲となり、25以上なら肥満と判定します。
BMIを割り出して、肥満の範囲に入る結果が出たとしても、本当に肥満といえるのか、危険な太り方なのかどうかは、体重に占める脂肪の割合や、脂肪のつき方によって違ってきます。

肥満は、体に脂肪がたまりすぎた状態のことですから、筋肉量の多く、いわゆる固太りは、肥満とはいえません。BMIが25以上の場合は、医師の診察を受け、肥満とかかわりのある病気の検査をしてもらうようにしましょう。

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