がん患者の2%はCT検査による医療被曝が原因:コロンビア大学

放射線を利用するCTスキャンの使用頻度が米国で急増、将来のがん患者のうち約2%をこれらのCT検査による被ばくが引き起こす恐れがあると、コロンビア大の研究チームが米医学誌に発表した。CT検査の3分の1は医学的に不要との統計もあるとして、不必要な使用を避けるよう警告している。

チームによると、米国の医療現場でCTスキャンの使用回数は1980年の約300万回から2006年には約6200万回へと急増。断層画像を取得するのに何度もエックス線を照射するため、撮影1回当たり15−30ミリシーベルトを被ばく。
一連の検査でこれを2、3回繰り返し、計30−90ミリシーベルト被ばくするという。

チームは「CT検査の利益とリスクを比較することが大切だが、不要不急の検査や、放射線の影響を受けやすい子どもへの使用は控えるべきだ」としている。(北海道新聞)

CT(コンピューター断層撮影装置)検査について
横たえた体を、円筒状のX線発射装置の中でスライドさせながら、360度の方向から一定の間隔で撮影し、コンピュータ処理して、体内の多数の断面画像や立体映像を得るものです。

体の奥深くの臓器にも対応でき、全身の臓器の病気を観察することができます。
通常のCT検査で診断が確定できない場合は、造影剤を血管から注入して、病変部位を浮き出させる方法が用いられます。

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