感染症の原因菌を防ぐたんぱく質を発見:予防薬開発に期待

東北大学の後藤彰研究員と大阪大学の審良静男教授らはドイツ・フランスなどの研究チームと共同で、感染症の原因菌を防ぐ役割を持つ新しいたんぱく質を見つけた。
ほとんどの動物種が共通して持っており、細菌など外敵が体内に侵入する際に働く免疫機能に関係していた。自己免疫疾患の治療や感染症の予防薬開発などに将来役立つ可能性があるという。成果は米科学誌ネイチャー・イミュノロジー(電子版)に掲載された。

ハエから見つけ「アキリン」と名付けた。常に細胞の核にあり、体内で炎症反応を起こすたんぱく質と連動して活発化していると考えられるという。感染症などの原因にもなるグラム陰性菌の感染・増殖を防ぐ機能を果たしており、人でもアキリンと同様のたんぱく質が見つかった。(日経産業新聞)

グラム陰性菌について
特有の外膜を有しており、菌体内への薬剤の浸透を阻んでいます。このため、抗生物質が効きにくいという特徴があります。また、グラム陰性菌の外膜にはリポ多糖体分子が多く存在しており、これが血流に入ると、高熱や命にかかわる血圧低下が生じることがあります(菌血症、敗血症、敗血症性ショック:)。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。