エコノミークラス症候群の発症:年齢層に偏りはなし

足の静脈にできた血栓が肺の血管を詰まらせる肺塞栓症(通称エコノミークラス症候群)が、30代から70代までの幅広い年齢層で見られることが、日本旅行医学会の初の疫学調査で分かった。

専務理事の篠塚規医師は「高齢の女性に多いと言われてきたが、英国の大規模統計ではどの年齢でも起きており、男女比はほぼ1対1。それに近い結果」と話している。

国内ではこれまで、成田空港で倒れた症例など限られたデータしかなかった。同学会は英国の統計を基に、身長、体重、フライト区間、座席、発症場所、病歴などの詳細な調査票を作成。
ホームページなどで広く協力を呼び掛けた結果、2006年の1年間で国際線搭乗後に足の血栓や肺塞栓を起こした症例が22例集まった。(jiji.com)

エコノミークラス症候群について
長時間、足を動かさないで座っていると、脚の静脈にできた血のかたまり(血栓)が、血流にのって肺に達し、肺の血管に詰まる病気です。呼吸困難、胸痛、動悸、死亡するケースもあります。

飛行機の着陸後、血栓ができた状態で席を立ち、歩き出すと、足の静脈の血液が勢いよく流れ、血栓が血流にのり、肺の血管を詰まらせるのです。飛行機以外にも電車や車、映画館など、一定の姿勢のまま長時間動かないと発症の危険があります。

発症を防ぐには、ベルトを緩める、水分の補給、かかとやつま先を上げ下げする運動などが効果的です。

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