ジフテリア毒素に抗がん作用:卵巣がん患者に臨床試験

弱毒化したジフテリア毒素に抗がん作用があることを、大阪大微生物病研究所の目加田英輔教授(細胞生物学)と福岡大医学部の宮本新吾准教授(産婦人科学)らが動物実験で突き止め、12月から卵巣がん患者を対象に、新薬としての安全性を確認する臨床試験を、両大学で始めた。

新薬の候補となっているのは、ジフテリア菌の変異株の一種が分泌するたんぱく質「CRM197」。本来は心疾患などを引き起こす毒素だが、突然変異で分子構造が変化し、毒性は数万分の1に弱まっているという。(YOMIURI ONLINE)

卵巣がんについて
卵巣がんには、最初からがんとして発生する原発性と胃がんや乳がんなどから転移した転移性があります。最も多いのは、卵巣の表面を覆っている上皮細胞から発生する原発性の腺がんで、一般に卵巣がんといえば、これを指します。

卵巣がんは「サイレント・キャンサー」といわれ、初期はほとんど無症状です。
がんが大きくなって初めて、下腹部にしこりができたり、お腹が膨れたり、トイレが近いとか下腹部痛などの自覚症状が出てきます。症状が現れたときには、すでに手遅れというケースも少なくありません。

卵巣がんは、小さいうちに見つけるのはなかなか困難です。異変を早く知るためには、子宮がんの検診の際に、卵巣を詳しく観察することができる経膣エコー(超音波検査)で、卵巣がんの検査をしてもらうことが大切です。

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