フコイダンに抗がん剤の副作用抑制効果:水産会社が特許取得

鳥取県の水産品加工会社「海産物のきむらや」が、海藻のモズクが持つぬめり成分から抽出した高分子の多糖類「フコイダン」が、抗がん剤の副作用抑制剤として特許登録された。
地方の中小食品会社が薬剤の副作用抑制剤で特許を取得するのは過去に例がないという。

同社は沖縄産を使った味付きモズクを主力商品として製造しているが、約14年前にモズクから分泌されるぬめり成分の抗菌作用に着目。島根大学との共同研究により、フコイダンが持つ抗がん剤の副作用抑制効果や胃がん細胞の増殖を抑える効果を試験管レベルの実験で確認し、平成14年に特許を出願した。

同社によると、フコイダンは分子量が高い高分子ほど粘りが強く、健康作用が期待できる。今後、医薬品としての製品化を目指し、鳥取大医学部と臨床実験の準備を進めており、特許登録は医薬品開発の足がかりになるとしている。(産経ニュース)

抗がん剤の副作用
抗がん剤の代表的な副作用は、嘔吐、強い悪心(むかつき)、骨髄抑制、脱毛、口内炎、下痢や便秘、肝臓や腎臓の障害などです。この中でも特に重大で、しばしば治療を中断する原因となる副作用が、骨髄抑制です。

骨髄抑制とは、血液中の血球(赤血球、白血球、および血小板)をつくる骨髄の働きが抑えられることをいいます。例外的な薬もあるものの、従来の抗がん剤のほとんどは、強い骨髄抑制を起こすことが知られています。

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