抗がん剤「アラノンジー静脈注射剤」(一般名ネララビン)が発売

グラクソ・スミスクライン社は、抗がん剤「アラノンジー静脈注射剤」(一般名ネララビン)を、再発・難治性のT細胞急性リンパ性白血病(T-ALL)、T細胞リンパ芽球性リンパ腫(T-LBL)の適応薬として発売を開始した。

白血病悪性リンパ腫の中でT細胞系の腫瘍は、B細胞系やNK細胞系など他の腫瘍に比べ、化学療法に対する反応性が低い。アラノンジーは、腫瘍細胞内のDNA合成を妨げ細胞死を起こす。標準治療法が確立されていない再発・難治性のT-ALLとT-LBLに有効な薬剤と初めて認められた。

同社によると、国内では06年から患者11人を対象にアラノンジーの治験を実施中だが、投与開始後に2人が完全寛解、3人が、根治の可能性が高い造血肝細胞移植をできるまで回復した。今後、全症例の使用成績を追跡調査する。(くまにち)

白血病について
骨髄や脾臓など血液をつくる器官で、未熟な白血球系細胞が無制限に増殖し、正常な白血球の増殖を阻害するもので、造血気のがんといえる病気です。

白血病では、肝臓、脾臓、リンパ節、腎臓、脳など全身の臓器に白血病細胞が増殖します。病気自体は少ないものの、発症すると出血や細菌感染が起こり、生命の危機に陥ります。

悪性リンパ腫について
全身のリンパ節やリンパ組織にできるがんです。頚部や脇の下、足の付け根(鼠頚部)などにあるリンパ節から生じた場合は、グリグリしたしこりが感じられます。

左右の肺の間(縦隔)にできると、初期はほとんど症状が出ませんが、進行してから呼吸困難などの症状が現れます。腹部では、腹痛、おなかの張りがみられます。体重が減少することもあります。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。