医療・健康情報をデータベース化へ:2011年の利用開始を目標

政府が病歴や健康診断の結果など個人の医療・健康情報を蓄積するデータベースの構築に乗り出すことが明らかになった。インターネットを通じてデータにアクセスすれば、医師が患者の過去の診療実績を参考に治療方針を決められるようになるなど、医療の質向上が期待できる。2008年度に厚生労働、総務、経済産業の3省共同で実証実験を開始し、11年度の利用開始を目指す。

データベースは、より専門的な診断や治療が必要になった場合に、掛かり付け医から高度な医療設備を持つ拠点病院などへの紹介状代わりに使える。主治医とは別の医師に「セカンドオピニオン」を求める際にも、病状をより正確に伝えられるようになる。

薬の処方せんを電子化し、携帯電話で持ち運べる仕組みづくりも検討する。実現すれば、患者は処方せんの情報を携帯電話で受け取り、薬局に持ち込むことが可能になる。
治療に使った薬の種類や量が記録されるため、薬害を引き起こした医薬品が過去に投与されていたかどうかも自分で確認できる。

さらに、自宅のパソコンなどから体重や体脂肪率の数値、フィットネスクラブでの運動の記録を入力でき、メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)の予防など日ごろの健康管理に役立てられる。(jiji.com)

セカンドオピニオンとは?
「主治医以外の医師の意見(第二の意見)」のことです。例えば、主治医から治療方針を示されたとき、ほかの治療法がないか疑問に思い、納得いかない場合にセカンドオピニオンを得ることができます。

特に手術は、主治医が最善の方法と考えて選択しても、患者の同意なしには決定できません。手術以外の有効な治療法がないかを知りたいときは、「別の医師の意見も聞きたい」と伝えて、ほかの病院を受診してもよいのです。

ただ、検査結果などの診療情報を次の受信先に提供してもらえるとは限りません。また、その病院で治療も引き受けてくれるかどうかは別の問題となります。

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