子宮がん検診:初受診者は再受診者の9倍の発見率

子宮がん検診を初めて受診する人のがん発見率は、再受診者の9倍に上るのに、初回受診者数は全体の1割に低迷していることが、「ちば県民保健予防財団」の解析でわかった。
国は10年以内にがん死亡率20%減の目標を掲げており、同財団は「国の目標達成には、未受診者の受診率を上げる努力が急務」と分析している。

調査対象は、同財団が2004〜06年度に委託を受けた、千葉県内の市町村による子宮がん集団検診の受診者27万4985人。子宮がん検診を初めて受診した人と、2回目以降の再受診者に分け、発見率やがんの進行度を比較した。

その結果、全体では3年間で85人に子宮がんが見つかり、がん発見率は0・03%だった。これに対し、初回受診者の発見率は0・144%で、再受診者(0・016%)の9倍もがんが見つかった。しかし初回受診者数は3万2038人で、受診者全数の11%しかいなかった。

がんの進行度が判明した37人の分析では、初回受診で見つかった24人中、再発の恐れがほとんどないステージ0の初期がんが13人、ステージ1が9人で、やや進んだステージ2以降のがんは2人だけ。初回受診で発見されるのは完治する可能性の高い早期がんが大半で、子宮がん検診の意義は大きいとみられる。(YOMIURI ONLINE)

がん検診について
家系的にがん患者の多い人は、人間ドックなどの検診の際に自己申告し、がん検診のための追加検査を受けるとよいでしょう。がん検診は、がんの早期発見を目的として行われます。
定期検診、人間ドックなどでもがんの検査は行われますが、それらは成人病発見検査の一環として実施されるもので、決して完全なものではありません。

がんは早期発見、早期治療を徹底できれば、現代医学ではそれほど怖い病気ではありません。面倒くさがらずに進んでがん検診を受け、早期に疾患を発見することが大切です。

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