メタボリック症候群:カロリーなどの栄養表示を新単位で統一

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)改善のため、栄養表示を分かりやすくしようと、産学官でつくる「食品機能表示研究会」が発足した。年内にも指針案を作成し、産業界と協力して試作品を出す。

厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、中高年男性の半数がメタボリック症候群の該当者か予備群とされる。現行の表示では1食当たりのカロリーや栄養素の含有量が分かりにくい。

国立健康・栄養研究所の渡辺昌理事長(栄養学)らが「肥満克服には適正なエネルギーの摂取が必須。その実現には簡便で統一された表示が重要だ」として、研究会設立を提案。食品メーカーや流通業者などから約120社の担当者も参加した。

構想によると食品ごとに炭水化物など3大栄養素やカロリーが一目で分かるシールを張る。計算しやすいよう80キロカロリーを1単位に換算するという。(毎日新聞)

メタボリックシンドローム
生活習慣病の代表格に肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症があります。これらの疾患は肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であるとされ、内臓脂肪によりさまざまな病気が引きおこされる状態をメタボリックシンドロームといいます。

高血圧、高脂血症、糖尿病などひとつひとつの症状は軽くても、複合すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが急激に増大することから注目されています。
診断基準の必須項目としてウエスト径があり、男性85センチ以上、女性90センチ以上がメタボリック症候群を診断する際のポイントとなります。

受精卵の発育を光が阻害の恐れ:不妊治療クリニックも注意

太陽や蛍光灯の光を哺乳類の受精卵に当てると、発育が阻害されて流産などが起きる恐れがあるとの研究結果を、県立広島大の堀内俊孝教授(動物生殖細胞工学)とハワイ大の研究グループが米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。

これまで受精卵の発育に光はほとんど影響しないと考えられてきた。堀内教授は「体外受精を手掛ける不妊治療クリニックでの照明に注意が必要だ」と警告している。

堀内教授らは、マウスの受精卵にさまざまな光を照射し、子宮内に戻して発育を比較。暗い場所に置いた受精卵は3分の2が胎児に成長したが、太陽光を数秒当てると4分の3が正常に育たなくなり、多くが胎盤に吸収された。

蛍光灯でも同様の悪影響がみられ、紫外線など短波長の成分が多い照明で影響が大きかった。堀内教授は「光が受精卵にダメージを与え、細胞死を起きやすくしたのではないか」とみている。(Shikoku news)

受精卵について
受精卵は、卵生殖をする生物種の雌雄の配偶子(精子と卵子)が結合したものです。
受精済みの卵子。受精しなかった卵を未受精卵といいます。受精卵は直ちに発生を始める場合もあるが、そのまま一定の休眠期間を経る場合もあります。これが細胞分裂を行い胚となり、生物の個体が発生していくため、生命の萌芽であると考えられています。あるいは個体のスタート点です。

肥満の影響で糖尿病になる仕組みを解明:東北薬科大

肥満の影響で糖尿病になる仕組みの一端を、東北薬科大の井ノ口仁一教授らが解明し、米科学アカデミー紀要電子版で発表する。細胞膜にある糖と脂質のつながったものが異常に増えて、脂肪細胞が糖分を取り込む働きが落ちることがわかった。新たな治療薬の開発につながる可能性がある。

内臓脂肪が増えると、血液中の糖を取り込むインスリンがうまく働かなくなり、糖尿病になりやすくなることが知られている。

グループは、インスリンがうまく働かない状態のとき、脂肪細胞の表面にある糖脂質の一種が異常に増えることを見つけた。さらに、糖脂質は、インスリンの信号を受ける受容体を引き寄せてしまうこともわかった。

インスリン受容体が、本来ある場所になくなると、細胞の糖を取り込む能力は落ちてしまう。薬剤で糖脂質が増えないようにすると、インスリンの働きが戻ることも確かめた。(asahi.com)

糖尿病について
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足したり、インスリンの作用が低下する病気です。インスリンには、血液中のブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギー源として筋肉に蓄えたり、脂肪として長期的に貯蔵するのを促進するはたらきがあります。

インスリンの作用が低下すると、血液中のブドウ糖が細胞で利用されないため、血液中の濃度が上昇し(血糖値が上がり)、尿中にも糖が混じるようになります。
ただし、初期には自覚症状は現れません。症状が進むと、喉の渇きや多尿、倦怠感、体重減少などの症状が見られるようになります。

糖尿病が進行すると、細小血管がおかされ糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害などの合併症が現れます。また、メタボリック症候群と呼ばれる病態に加え、禁煙などの危険因子が重なると、動脈硬化を基盤とした大血管障害を合併し、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こします。

C型肝炎患者から同意書なしで採血:神戸医療センター西市民病院

神戸市立医療センター西市民病院の医師が、計9人のC型慢性肝炎患者に対し、研究のために同意書なしで必要量以上の採血をしていたことがわかった。文書での同意を定めた厚生労働省などの倫理指針に違反している。
同センター中央市民病院の医師が乳がん患者に対して同意書なしで臨床試験をしていたことが7月末に発覚したため、市が調査していた。市は患者や家族に謝罪し、両方のケースについて医師の処分を検討する。

市によると、西市民病院消化器内科の医師が06年度、C型慢性肝炎患者計10人を対象に、2種類の治療薬の効果を調べる疫学研究を実施。データを得るため、治療で採血する際、複数回にわたって必要量より約3ミリリットル多く採血した。

厚労省と文部科学省が02年に策定した「疫学研究に関する倫理指針」は、採血などの場合、原則として文書で説明し、同意書を得ることが必要としているが、10人のうち同意書がそろっていたのは1人だけだった。医師は調査に対し「患者には口頭で多く採血をすることを説明した」と話したという。

市は7月下旬以降、中央市民病院、西市民病院、西神戸医療センターの3施設で、04年度以降に実施された計1103例の臨床研究について同意書の有無などを調査。
厚労省などの倫理指針に反しないものの、院内規定に反して、同意書を得ずに、匿名の診療情報を統計用データとして院外に報告したケースが25症例あることも分かったという。

C型肝炎
急性の場合、1〜4ヶ月の潜伏期間を経て発症します。食欲不振や倦怠感などの症状が現れることもありますが、他の肝炎に比べて症状は軽く、黄疸が現れるのも約半数です。そのため、ほとんどの人は検診などの血液検査で発見されます。

感染者の7〜8割は慢性的な経過をたどります。目立った症状はなくても、20〜30年かけて徐々に病状が悪化し、肝硬変や肝臓がんに進行することもあります。

全身症状が強い場合は入院治療が必要ですが、症状がないか軽ければ通院治療を行ないます。肝機能検査を継続し、慢性化の兆候が現れたときは、インターフェロンによる治療を開始します。
慢性C型肝炎の場合は、インターフェロンと抗ウイルス薬(リバリビリン)を併用します。副作用を抑えたペグインターフェロンが用いられることもあります。

受精卵診断:学会承認後、初めての妊娠・出産へ

流産を繰り返す「習慣流産」の患者に受精卵診断(着床前診断)を実施した北九州市のセントマザー産婦人科医院で、2組の夫婦が妊娠、年内に出産予定であることが12日、分かった。30日に仙台市で始まる日本受精着床学会で発表される。

受精卵診断は体外受精卵を検査し、異常のないものだけを母体に戻す。
日本産科婦人科学会は重度の筋ジストロフィーを防ぐ目的に限り認めてきたが、昨年4月に一部の習慣流産にも拡大を決定。その後、同医院などの申請を承認した。承認後の妊娠は初めてとみられ、11月から12月に出産予定という。

同医院によると、妊娠したのは東京都の30歳の女性(夫29歳)と、福岡県の32歳の女性(夫30歳)。ともに夫婦のどちらかに染色体の異常があり、これまで各3回の流産を経験していた。胎児の染色体は正常で発育も順調という。(shikoku.news)

受精卵診断(着床前診断)とは?
体外受精サイクルにおいて、受精卵が分割を始めた後、そのうち1個ないし2個の細胞を取り除き、染色体および、ある一定の遺伝病の有無を検査してから、問題のないとされる受精卵を、女性の子宮に胚移植すること。受精卵の性別を判定することもでき、生まれてくる子どもの性別を選択することも可能です。

関連ニュース:「受精卵診断」を受けた習慣流産の夫婦が妊娠

糖尿病の小中学生が減少傾向:東京都

東京都内の小・中学生に増えていた糖尿病(2型)の発症率が00年以降、減少に転じたことがわかった。日本大学医学部の浦上達彦講師(小児科)がまとめたもので、「スポーツクラブに通うなど子どもたちの運動量が増え、食生活も改善されてきたのかもしれない」としている。ただ、「地方では減っていない」との指摘もあり、大都市に限った傾向と見る専門家もいる。

膵臓にあるインスリンを分泌する細胞が免疫異常などで破壊されて起きる1型糖尿病と違い、2型は遺伝的な要因のほか、食べ過ぎや運動不足など生活習慣が影響する。発症者の8割以上が肥満傾向にある。小さいころは1型が多く、小学生以降に2型が増えてくる。
発症率の全国データはないが、一部の自治体は独自にまとめており、都も74年から、小中学生を対象に糖尿病の検査と検診を実施してきた。

都内の小中学生の糖尿病は80年代に増え、その後、横ばい傾向だった。主な区市町で学校検診などを通じて集計されたデータから年間の発症者数(10万人あたり)をおおよそ5年の平均でみると、74〜80年は1.7人だったのが、81〜85年は3.2人に増加。以降は3.1人(86〜90年)▽2.9人(91〜95年)▽2.7人(96〜00年)だった。これが01〜04年は1.4人となり、明らかに減少した。

浦上さんは「期待を込めての分析だが」と前置きしつつ、「都市部は肥満やメタボリック症候群への関心が高く、スポーツクラブに入ったりジュースを控えたりするなど意識が変わってきているようだ」と話す。

日本糖尿病学会が5月末に開いたシンポジウムでも、この問題が取り上げられた。ただ、新潟や高知の小児科医らは「子どもの発症者が減っているという印象はない」との見方が多かった。(asahi.com)

糖尿病について
血糖値を下げる働きをしているインスリンが膵臓から必要なだけ分泌されなかったり、分泌されていてもそのはたらきが悪いと、血糖値が以上に高い状態になります。この状態が糖尿病です。

糖尿病には、インスリン依存型糖尿病(1型)と、インスリン非依存型糖尿病(2型)があり、1型はインスリンが分泌されていないか、分泌量が極端に少ないために起こり、インスリン注射が必要となります。

一方、2型は、インスリンが分泌されているものの、そのはたらきが悪いため、血糖値が異常に高い状態になって起こるもので、血糖降下剤と食事療法、運動療法が治療の基本となります。

化学物質ビスフェノールAが子供の神経系に悪影響か?

米政府が進めている化学物質の毒性評価で、米国立環境衛生科学研究所の専門家委員会は、プラスチック原料のビスフェノールAが胎児や子どもの神経系に悪影響を与える懸念があるとする結論をまとめた。今後、規制につながる可能性もある。

ビスフェノールAについては、メダカやマウスの動物実験で内分泌かく乱作用(環境ホルモン作用)が確認されているが、日本の環境省の評価では人間に対する危険性は少ないとされている。

専門家委員会は、これまでに発表されたビスフェノールAについての科学論文を評価。胎児と幼児、子どもに蓄積して神経系や行動に与える影響について「いくらかの懸念がある」と結論付け、さらに研究が必要だとした。

ビスフェノールAについて
生物の体内で性ホルモンに似た働きをする「環境ホルモン(内分泌かく乱物質)」として挙げられている化学物質の一つ。乳幼児用食器、学校給食器などに利用されているポリカーボネート樹脂や、飲料缶の内面塗料から溶け出す疑いが持たれています。

食品衛生法では、その使用に一定の安全基準が定められていますが、それよりもはるかに少ない量で環境ホルモンとして機能するおそれがあるため、現在、より詳細な研究が急がれています。

ライブ手術の指針作成:日本心臓血管外科学会など3学会

日本心臓血管外科学会など3学会は、手術の様子を外部に生中継し、医師の研修に役立てる「ライブ手術」をめぐる指針を作成し公表した。昨年9月、ライブ手術で胸腹膜部大動脈瘤の手術を受けた患者が死亡した問題を受けた措置。
3学会によると、ライブ手術をめぐる指針は他に例がなく、脳外科などライブ手術を実施している他の学会関係者らにも指針を送付するという。

指針はライブ手術の目的を「基本的教育」として、対象となる疾患を標準的な手術を行うものに限り、死亡率が高い手術や、手術方法の選択に議論のある手術は対象から除外。「高度な技術は専門家から直接学べばよく、ライブ手術で行う必然性はない」とした。

また「ライブ手術では(医師に)余分なストレスがかかり、実力を100パーセント発揮できない可能性がある」として、患者に対して事前に、本人にとっては利益がなく、むしろリスクが増すこともあり得ることを伝える必要があると強調した。(山梨日日新聞)

大動脈瘤について
大動脈は心臓の左心室より起始し、全身へ血液を送る大血管のことです。
大動脈は心臓から頭の方へ向かい、その後、弓状にカーブし胸部の左後方を尾側へ向かって走行します。そして、横隔膜を貫通し腹部にはいり、臍の下あたりで左右に分岐します。横隔膜より頭側の大動脈を胸部大動脈、尾側の大動脈を腹部大動脈と呼びます。大動脈瘤とは、この大動脈がこぶのように拡大する病気です。

大動脈は正常径が2-3cmですが、ある一定の大きさ(5-6cm)になる血管が破裂する可能性が高くなります。一旦、破裂すると体内に大出血を起こし、急激に出血性ショックとなり救命が困難となる非常に恐ろしい病気です。

08年度診療報酬改定:小児科や産科を重点的に引き上げへ

中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)は、2008年度診療報酬改定に向けた検討項目案をまとめた。小児科や産科などの医師不足に配慮し、次期改定ではこれらの診療科を重点的に評価する考え方を提示。診療報酬を引き上げることを検討する。

同案では、勤務医の過重な負担を軽減するための方策や、外来の初・再診料の見直しなども掲げた。病院の勤務医に患者が集中している状況を改善する観点から、開業医による休日・夜間診療や往診を優遇する一方、初診・再診料を引き下げることを検討するとみられる。(時事ドットコム)

診療報酬とは?
治療や調剤など医療行為ごとの公定価格です。質の高い医療を国民誰もが受けられるようにするための仕組みで、診療報酬点数1点は10円。医療保険で受診した際、その対価として公的医療保険から医療機関に支払われます。

ほぼ2年に1度のペースで改定され、全体の改定率は政府が予算編成過程で決定、個別の点数改定は厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)が政府の医療政策に基づいて決めます。
2006年度改定では、医師の技術料などにあたる本体部分1.36%、薬価や医療材料費部分1.8%の計3.16%のマイナスと、過去最大の下げ幅となりmした。
診療報酬の対象から外れた医療行為は「自由診療」扱いとなり、全額患者の自己負担になります。

アルツハイマー病と緑内障の発症に共通のタンパク質が関与か?

アルツハイマー病の原因物質とされるタンパク質が、緑内障の重要な発症原因でもあるとする研究結果が6日、米科学アカデミー紀要に発表された。

ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの研究チームは、新しい光技術を使って、アルツハイマー患者の脳に「プラーク」と呼ばれる老人斑を形成するタンパク質「ベータアミロイド」が、眼球最内層組織である網膜の神経細胞が死ぬ原因にもなっていることを突き止めたという。

緑内障は、前兆なしに徐々に視力が失われてゆく目の病気で、患者は世界中で最大6500万人いる。失明の原因は視神経の損傷。外科手術や投薬治療で失明を遅らせたり、失明の進行を止めることは可能だが、症状の改善は不可能。

かつては眼圧の上昇が視神経損傷の主因と考えられてきたが、眼圧が正常なまま進行する緑内障もあるため、現在では危険因子のひとつに過ぎないと考えられている。

ラットを使った実験では、死にかけた網膜細胞がベータアミロイドを蓄積していたことが明らかになった。試験管内の網膜細胞にベータアミロイドを加えたところ、細胞死が誘発された。

研究チームはまた、アルツハイマー患者の脳でベータアミロイドの蓄積を阻止する働きをする開発中の新薬が、緑内障の発症を遅らせることができることを、動物実験で明らかにした。
こうした新薬のうち、Bapineuzumabについては、すでに米国とアイルランドでアルツハイマー病患者を対象とした臨床試験が行われている。(AFP)

緑内障とは?
眼圧を正常に保つ働きをしているのが房水です。房水は毛様体でつくられ、つねに流れていますが、その排出口である隅角になんらかの障害があって流れが悪くなると、眼圧が上昇し、視神経が圧迫されて目のはたらきが損なわれます。この状態が緑内障です。

緑内障は急性緑内障と慢性緑内障に分けられます。急性緑内障の場合は、急激に眼圧が高くなって、視力が衰え、目の痛みや頭痛、吐き気などがあらわれます。
慢性緑内障は自覚症状に乏しく、慢性に経過しますが、放置すると徐々に視力が低下し、視野が狭くなり、失明することもあります。

急性緑内障は、点眼薬や注射、内服薬などを用いて眼圧を下げてから、房水の流れをよくするためのレーザー治療を行ないます。慢性緑内障の場合は、点眼薬で眼圧を下げることが治療が基本ですが、効果がみられない場合はレーザーや手術で眼圧を下げるようにします。

高IgE症候群の原因遺伝子を発見:遺伝子治療や早期診断に期待

重いアトピー性皮膚炎と同時に肺炎などの感染症も繰り返し発症する先天性の難病「高IgE症候群」の原因とみられる遺伝子を、東京医科歯科大などの国際研究グループが突き止めた。遺伝子治療や早期診断に期待がかかる成果で、英科学誌「ネイチャー」(電子版)に発表した。

「高IgE症候群」は、過剰な免疫反応であるアレルギー症状と、逆に免疫力の低下で起こる感染症の両方を発症する先天性免疫不全症。約40年前に発見された。新生児10万〜100万人に1人の割合で生まれるが、これまで原因は分かっておらず、有効な治療法がなかった。

東京医科歯科大の烏山一教授らは、北海道大など国内4大学とトルコ、セルビア・モンテネグロの小児科グループなどと共同研究。その結果、細胞内のさまざまな情報伝達に関与する「STAT3」という遺伝子に異常があることが判明した。

患者の両親や兄弟には同じ異常が見つからないことから、遺伝にはよらない先天的な突然変異と分かった。この原因遺伝子の働きを詳しく調べることで、高IgE症候群以外の重症アトピー性皮膚炎の新たな治療法開発につながる可能性もあるという。(産経新聞)

高IgE症候群について
乳児期からの慢性湿疹、易感染性、血清IgEの高値を特徴とします。インターフェロンγ(ガンマ)の産生不全を基本病態とし、食細胞が十分に活性化されないため好中球機能の異常や抗体産生の低下があり、易感染性が生じると考えられています。約半数で好中球の遊走能低下が認められ、黄色ブドウ球菌やカンジダ感染症を繰り返します。

少量の採血だけで、胃がんを診断:韓国生命工学研究院

少量の採血だけで、胃がんを診断し病気の経過を測定できる技術が、韓国の研究チームにより開発された。韓国生命工学研究院のイ・ヒグ、パク・ユクピル博士チームが開発したもので、科学技術部が明らかにした。

研究チームは健常者と胃がん患者の血液内にあるタンパク質「MAC2BP」含有量をそれぞれ測定した結果、大きな違いがみられるという事実を確認した。
健常者の体液にはMAC2BPが非常に少ないのに対し、がんに侵されるとこの含有量が大幅に増える。特にがん細胞の転移が進んだ細胞・組織でMAC2BPの発現が著しく増加する特性があることが分かった。

イ博士は今回の研究結果により、一般的な健康診断での採血だけでがんの進行を発見できる新製品の開発が可能になるものと期待を示した。
研究チームは昨年9月にこの研究に関する国際特許を出願、今年2月には「MAC2BP」を胃がんの腫瘍標識子に使用できるという研究結果が、がんに関する国際学術誌「インターナショナルジャーナルオブキャンサー」に掲載された。(YONHAP NEWS)

胃がんについて
胃粘膜から発生するがんの総称です。症状初期には特別な症状は現れません。上腹部痛や吐き気、胸焼けなどがみられることもありますが、食べすぎや胃炎などの症状と変わらないので、がんとは気付かず、検診などで発見されます。

がんが進行すると、腹痛や胃の不快感、嘔吐が強くなり、吐血や下血が現れ、やがて全身倦怠感や体重減少なども顕著になります。

胃がんの確定診断は、内視鏡で病変部を直接観察するとともに、組織の一部を採取して調べる組織検査によってなされます。これらの検査結果から、病巣が胃壁の表面に存在するのか、あるいは胃壁深く浸潤しているのかといったがんの進展度や病巣の大きさ、さらに組織型、転移の有無を調べることによって、早期と進行がんが区別され、治療方針が決定されます。

肥満になると年間医療費が最大2.5倍に:京都大経済研究所

太りすぎの医療費は高くつきます−。標準体形の男性が20キロ太ると、糖尿病や高血圧になりやすくなり、年間医療費が2・5−1・3倍に跳ね上がるとの推計を京都大経済研究所の古川雅一研究員(医療経済学)らがまとめ、発表した。

推計には中高年男性の半分を占めるとされるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人も含まれており、将来の健康悪化が心配。古川研究員は「医療費の一部は健康保険でカバーされるが、予備軍から病気に進めば家計を圧迫する。肥満予防が肝心」と話している。

古川研究員らは、2001年の国民健康・栄養調査のデータから約1万人分を抽出。
体重が増えると血糖値や血圧がどう変化するか統計的手法で推定し、糖尿病と高血圧性疾患の増加に伴う医療費の伸びを調べた。

その結果、体重64キロの男性が20キロ太ると、新たに発症したり持病が悪化するなどして糖尿病に関する医療費が2・5倍に増加。高血圧性心疾患では1・3倍に増えた。(東京新聞)

メタボリックシンドローム
生活習慣病の代表格に肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症があります。これらの疾患は肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であるとされ、内臓脂肪によりさまざまな病気が引きおこされる状態をメタボリックシンドロームといいます。

高血圧、高脂血症、糖尿病などひとつひとつの症状は軽くても、複合すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが急激に増大することから注目されています。
診断基準の必須項目としてウエスト径があり、男性85センチ以上、女性90センチ以上がメタボリック症候群を診断する際のポイントとなります。

ペットもPTSD(心的外傷後ストレス障害):中越地震で相談が急増

新潟県中越沖地震の被災地の動物病院に、ペットの犬や猫に食欲不振や嘔吐などの症状が出たとの相談が相次いでいる。地震のショックでペットにPTSD(心的外傷後ストレス障害)のような症状が出ることは過去の地震でも指摘されており、専門家は「できるだけスキンシップを取って」と呼びかけている。

イトウ動物病院(柏崎市三和町)には、中越沖地震があった先月16日の夕方に4件、17日には30件の相談があった。以降も1日10〜15件は寄せられる。
内容は▽おびえ▽食欲不振▽嘔吐、下痢−−など。犬は大半がチワワやパピヨンなどの小型犬で、神経質な犬は症状が重いという。

同病院を訪れた女性が飼っているマルチーズの「アン」は、彼女から離れないようになった。母犬のチイとともに食欲がなくなり、地震前の半分も食べないと心配する。

01年の芸予地震でも、同様の状況が報告されている。山口県の獣医師、山本敏雄さん(故人)の調査では、調べた犬156頭のうち82頭が落ち着きがなくなるなどの異常を示し、15頭はPTSDのような状態だった。

人と動物の関係学が専門の太田光明・麻布大教授は「犬は身近におき、人間の子どもと同じように接してほしい。猫はストレスを感じない環境を与える必要がある」と話している。

PTSDについて
PTSDは、突然の衝撃的出来事を経験することによって生じる、特徴的な精神障害です。
このPTSDが持つ他の精神障害にない特色は、明らかな原因の存在が規定されているという点で、PTSDの診断のためには災害、犯罪被害など、強い恐怖感を伴う体験があるということが、必要条件となります。

しかし、どのような衝撃的出来事がPTSDの原因となりうるのかについては、多くの議論があります。例えば、同じような出来事に遭遇したとしてもPTSDを発症する人とそうでない人がいること、性格傾向や精神障害の家族歴など様々な要因が発症に影響することなどが、多くの研究によって示されており、「衝撃的出来事の経験=PTSD発症」という単純な図式は描けないことは明らかだからです。

この背景もあってアメリカ精神医学会の診断マニュアル(DSM)でも改訂されるごとに、原因の規定は変わっています。現在用いられている第4版(DSM-IV)では、原因の具体的な記述はなされておらず、むしろ出来事に対する直後の自覚的反応が「強い恐怖、無力感または戦慄」をともなうものという定義が採用されています。

勃起不全(ED)治療薬「シアリス」の製造販売を承認

厚生労働省は、日本イーライリリー社の勃起不全(ED)治療薬「シアリス」(一般名タダラフィル)の製造販売を承認した。「バイアグラ」、「レビドラ」に次ぐ国内3番目のED治療薬の販売承認だが、効果持続時間は36時間で最長という。9月中に発売される見通し。

勃起は、性的刺激によって陰茎の平滑筋が緩み海綿体内に血流が流入し引き起こされる。この勃起を妨げるのがPDE5と呼ばれる酵素で、バイアグラやレビドラ、シアリスはこの酵素の働きを阻害し、勃起を維持させる。

ただ従来のED治療薬は、効果持続時間が短かったり、食事の影響を受けやすかったりするため、服用するタイミングや効果持続時間を心配しながら、使う人が少なくなかった。

シアリスは、服用後36時間にわたり性的刺激に応じてのみ勃起機能を改善するため、食事の影響は受けない。服用のタイミングや性行為を薬効のなくなる前に終わらないといけないといった心配を軽くでき、より自然体での行為が可能という。副作用は、頭痛、ほてり、消化不良などが報告されている。(くまにち)

ED(勃起不全)について
ED(勃起不全)とは陰茎が十分に勃起しないため、性行為が満足に行なえない状態です。
身体的な原因としては、先天性・後天性の陰茎の形体異常、男性ホルモンの不足による発育異常、脳・脊髄の病気による勃起不全などがあります。糖尿病が十分に治療されずに数年以上経過したり、重症になるとEDになることがしばしばあります。

しかしながら、EDを訴える人の多くは、身体の病気は見つからず、いわゆる心因性であることが多いようです。特に新婚の場合は、精神的な原因によって不能になることが多く、過労、心配、早漏による自信喪失なども原因となります。

病気が起きた臓器にだけ薬を届ける技術を開発:大阪大グループ

病気が起きた臓器にだけ薬を届ける技術を、大阪大の金田安史教授(遺伝子治療学)らが開発した。薬効成分を包むのに、標的細胞を探す「アンテナ」を付けたウイルスの殻を使う。
病気の場所にだけ薬を「宅配」できれば、それ以外の正常組織への副作用を防げるうえ、薬の量も減らせると期待される。

使ったのは、東北大グループが1950年代に見つけたセンダイウイルス
ネズミなどに肺炎を引き起こすほか、人の赤血球に害を及ぼすこともある。殻に「触手」のような特殊なたんぱく質があり、ほかの細胞と「融合」する特質をもつ。

金田さんらは、この殻の特徴を残したままウイルスの毒性をなくし、殻の中に薬を入れて薬の「運び屋」にした。患部の細胞と融合すると、内部の薬が放出される仕組みだ。

ただ、そのままでは患部だけでなくいろいろな細胞と融合してしまう。
そこで、最新の遺伝子工学でウイルスの「触手」を改変、標的とする細胞の遺伝子を一部取り込むなどして、標的細胞とだけ融合し、それ以外の正常な細胞とは融合しないようにした。

表皮水疱症という、皮膚の異常が起きるマウスを作って、改良した殻の能力を試したところ、何層もある皮膚のうち、狙った層にだけ融合することが確認された。

狙った臓器や組織に薬を届ける仕組みは、ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)と呼ばれる。従来は高分子物質を使う方式が多かったが、今回の手法はウイルスの殻を使う点が独特で国際特許を出願中だ。
金田さんらは、このウイルスの殻に遺伝子を入れて患者に注入する遺伝子治療や、抗がん剤を入れるがん治療への応用研究を進めている。(asahi.com)

センダイウイルスとは?
センダイウイルスは、パラミクソウイルスの一種です。正式名称をマウスパラインフルエンザ1型ウイルスと言い、マウスやラットに感染し肺炎を引き起こします。
東北大学医学部の石田名香雄によって発見され、仙台市にちなんでセンダイウイルスと命名されました。
1957年、大阪大学教授の岡田善雄によって異種の細胞を融合させる作用があることが発見され、バイオテクノロジーの分野で注目を集めることになりました。
現在でも宿主域が広く細胞傷害性の低いベクターとして盛んに用いられています。

左右の乳房の体積差が乳がん発症リスクに影響?

女性の乳房は非対称的なのが普通で、左右の大きさが全く同じという女性はほとんどいない。しかし今回、乳房の左右差が大きいほど乳がん発症のリスクが高いことを示す研究結果が、医学誌「BreastCancerResearch」第2号に掲載された。

英リバプール大学保健科学部のDiane Scutt博士らのグループは1979〜86年に乳がんを診断するマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)検査を受けた12,942人を追跡調査。
検診時は「異常なし」だったが、その後に乳がんと診断された37〜77歳の252人について、画像データから左右の乳房の体積差を算出した。

乳がんになった人は、検査時の左右の乳房の体積差は63ml前後だったのに対し、ならなかった人は 53ml前後と、乳がんになった人の体積差の方が大きかった。体積差が100mlあると、発症の危険度は体積差のない人の1.5倍だった。

乳房の左右差によりリスクが高くなる理由は不明だが、左右差の少ない女性は、思春期に乳房が急速に発達する際に生じる「破壊的な」ホルモン増減に対し、高い耐性をもつことが考えられる。乳房組織のエストロゲン(女性ホルモン)への曝露は癌の危険因子(リスクファクター)の一つであることがわかっており、乳房の成長にエストロゲンが重要な役割を果たすこともよく知られている。
Diane Scutt博士は「(乳がんの見落としを防ぐため)体積差測定が新たな検診項目になる可能性がある」としている。

米St. Luke's-Roosevelt総合乳腺センターのPaul Ian Tartter博士は、100mlというのは大さじ約7杯分で、この程度の差は乳房の大きさによっては気付かないこともあると指摘。
また、乳房が大きいほどエストロゲンへの曝露が多く、乳がんリスクが高いという予測に反している点など、この研究については疑問も多いという。

Tartter氏は、将来の研究で同じ結果が出ない限り、女性たちが不安になる必要はなく、また、仮にリスクの存在が明らかになったとしても「(乳房の左右差の大きい)女性に何かできることがあるわけでもない」と述べている。(HealthDay News)

乳がんについて
乳汁を分泌する乳腺小葉上皮、あるいは乳管までの通り道である乳管の上皮が悪性化したものであり、近年の日本人女性の悪性腫瘍のなかでは最も頻度の高いものとなっています。
乳がんは、小葉由来の小葉がんと乳管由来の乳管がんとに大別されます。
乳管内、あるいは小葉内にとどまっていて血管やリンパ管に浸潤していないものを、非浸潤がんといいます。
非浸潤性乳管がんは比較的少数です。欧米では非浸潤性小葉がんは悪性疾患としては扱われず、経過観察が原則になっています。浸潤がんは血管やリンパ管から全身への血流にのり、リンパ節、骨、肺、肝臓、脳などに転移します。

尿酸値が高いとメタボリック症候群のリスク増

血液中の尿酸値が高い人は、生活習慣病につながるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になりやすいことを虎の門病院健康管理センターの辻裕之医長ら研究グループが突き止め、大阪市内で開かれた「高尿酸血症・メタボリックシンドロームリサーチフォーラム」で発表した。
人間ドックの健診データを解析したもので、メタボリックシンドロームを予測する因子として病気の予防、診断に役立ちそうだ。

辻医師らは昨年、同病院で8年間に人間ドックを受診した男性約1万4500人のデータを統計的に解析した。BMI(体重を身長の2乗で割った値)が25以上の肥満者で高血圧、高血糖など危険因子を複数持つメタボリックシンドローム該当者と尿酸値、尿のpHの関連を調べたところ、初診時に尿酸が7・1mg/dl以上か尿のpHが5・5未満で酸性が強いと、メタボリックシンドロームに陥ることが分かった。
今回の発表は、約7100人の女性について調べたもので、尿酸値が5・1mg/dl以上で有意な関連があることが示された。

辻医師は「性別、年齢と関係なく、尿酸値が高まれば、メタボリックシンドロームの状態になる可能性があるので先行指標に使えることが分かった」と話している。(産経新聞)

メタボリックシンドローム
生活習慣病の代表格に肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症があります。これらの疾患は肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であるとされ、内臓脂肪によりさまざまな病気が引きおこされる状態をメタボリックシンドロームといいます。

高血圧、高脂血症、糖尿病などひとつひとつの症状は軽くても、複合すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが急激に増大することから注目されています。
診断基準の必須項目としてウエスト径があり、男性85センチ以上、女性90センチ以上がメタボリック症候群を診断する際のポイントとなります。

腰痛、ひざ痛の改善マニュアルを作成へ:厚生労働省

高齢者の寝たきり、運動不足のきっかけとなる腰痛、ひざ痛や骨折を防ごうと、厚生労働省は2日、2008年度から、症状の改善に効果がある運動法などを盛り込んだマニュアルの策定や大規模な調査研究などを進めることを決めた。
本年度約2億円だった研究費の大幅増を08年度予算の概算要求に盛り込む。

04年の国民生活基礎調査によると、腰痛は自覚症状のある傷病としては男性で1位、女性でも2位。厚労省研究班の推計では腰痛とひざ痛の主な疾患である「変形性腰椎症」と「変形性ひざ関節症」は、それぞれ全国で約1000万人が自覚症状を持っているという。

また、高齢者は骨粗しょう症などのため骨折しやすく、症例の多い股関節の骨折は年間約14万人が発症しているとの推計もある。マニュアルは08年度中に策定。各市町村が介護予防の事業に活用できるよう配布する計画だ。(東京新聞)

骨粗しょう症について
青少年の場合には、成長とともに骨量も増えていきますが、老化が始まると、逆に骨量は減少していきます。このような減少は、すべての人におこるのですが、とくに正常の範囲を超えて減少した場合を骨粗しょう症といいます。

骨粗しょう症の初期症状は腰痛です。とくに老齢女性の腰痛の半数以上は、骨粗しょう症が原因といわれています。進行すると、脊椎圧迫骨折や大腿骨骨折を起こしやすくなり、骨折すると歩けなくなります。

後発医薬品の使用を前提に処方箋書式を変更へ:厚生労働省

厚生労働省は新薬と成分は同じだが価格が安い後発医薬品の普及を目指し、2008年春にも薬の処方せん書式を変更する方針を固めた。割安な後発薬の処方を前提とした書式にする。
後発薬を普及させることで、膨張する医療費を抑える考えだ。今秋にも中央社会保険医療協議会(中医協)で本格的な検討を始め、08年春の診療報酬改定の際に導入を目指す。

現行の書式は、新薬の処方が前提になっている。薬の処方は医師が決めるが、後発薬を選ぶ場合には「後発薬への変更可」という項目に医師が署名する形式だ。(NIKKEI NET)

後発医薬品にちて
製造方法などに関する特許権の期限が切れた先発医薬品について、特許権者でない医薬品製造企業がその特許内容を利用して製造した、同じ主成分を含んだ医薬品を指す。
商品名でなく有効成分名を指す一般名(generic name)で処方されることが多い欧米にならって、近年、「ジェネリック医薬品」と呼ばれるようになった。

新薬(先発医薬品)の開発には巨額の費用と膨大な時間を必要とするため、開発企業(先発企業)は新薬の構造やその製造方法、構造などについて特許を取得して、自社が新規に開発した医薬品の製造販売を独占し、価格を高く設定して投下した資本の回収を図る。
しかし、特許権の存続期間が満了、または再審査期間が終了すると、他の企業(後発企業)も特許使用料を支払うことなく先発医薬品と同じ主成分を有する医薬品(=後発医薬品)を製造販売ができるようになる。

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